幸せのタネ(前編)

「暑い夏も終わりました」と言いたいところですがまだまだ日中は暑いですね。
皆様夏休みはゆっくりできましたか?



私は夏休みの間に前に読んだ本を読み返しました。
その中の「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く」がまたまた心にしみました。



以前、人は幸せになる為に生まれてきているんだというお話を聞いていました。



幸せを感じる【心】がみんな違うから幸せだと思える人と、思えない人がいるのです。



でもみんな幸せになりたいと思っているのです。そのためには、しあわせのタネをまかなければ、幸せにはなれませんよ。幸せのタネと不幸のタネ、どこが違うのでしょうか?


私たちは、心と口と体で、毎日たくさんのタネをまいています。



「一生懸命練習する」「運動を心がける」「掃除をし、部屋を片付ける」
「笑顔で接する」「約束を守る」「相手の話を聞く」
これはすべて体でタネまきをしていることになります。



「気持ちのいい挨拶をする」「ありがとうとお礼の言葉を言う」「相手をほめる」
これは口の種まきです



「自分を責めない」「思いやりの気持ちを持つ」「感謝の心を忘れない」
これは心によるタネまきです


一生懸命に努力をしても思い通りの結果が出ないことはしばしばあります、そんな時、努力が無駄になったと思ったり、無駄な苦労だったと頑張ったことを後悔したりします。



決して後悔したり、無駄だったと思ってはいけません。なぜならばそれはまだまいたタネの芽が出ていないだけなのです。今は芽が出ていなくても必ず芽が出て実を結びます。



まかないタネは絶対に生えません。ここがポイントです。まいたタネは必ず生えます。
タネが花を咲かせ、実をつけるように私たちの行いが、幸せを生み出します。
誰も見ていないところでも真面目に頑張れば、それは力となってその人に蓄えられます。思いやりの気持ちを込めて、やさしい言葉を人にかければそれも目に見えない力となりその人に蓄えられます



「あきらめずに頑張るぞ」と心の中で自分に言い聞かせたことも力となって残ります。またその逆もあります。


(次回に続く)
株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子

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