軽減税率(前編)

今年の夏は暑いか大雨という印象が強く残っていましたが、9月に入り大型台風が来て被害に遭われた皆様は大変だったと思います。お見舞い申し上げます。当たり前と思っていたことが当たり前でなくなり、停電や断水が起きて不便な生活をしなくてはいけなくて大変なことですね。自然の力にはかないません。


何もかも備えておかねばなりませんが今月からご存じの通り消費税10%になります。事業者はまず売り上げも仕入れも8%と10%に分け帳簿をつけなければなりません。8%のもの(軽減税率の対象になるもの)酒類、外食を除く飲食料品と定期購読契約がなされ週2回以上発行される新聞です。消費者の間で最近よく聞くのが、持ち帰りと店内飲食を同じ価格にするお店、別料金にするお店の話です。二極化してきます。これにより消費者がどれを選ぶのかは興味のあるところです。


マクドナルドのように一部値上げされますが、持ち帰りも店内飲食も同じ価格にして手間を省く方に行くのではないかと私は思います。吉野家は店内10%持ち帰り8%、すき家はすべて税込みで同じ価格、松屋はすき家と一緒ということらしいです。同じ牛丼を買うでも持ち帰りしても2%安くならないお店もあると言うことです。国は事業者からきちんと消費税が徴収できればいいというわけです。


例外もいくつかありますのでわからないときは税務署にお尋ねくださいと言っています。


(次回に続く)
株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子

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