別のお客様で、こんなこともありました。
会社の経営が苦しくなってくると、お客様はどうしても保険を一番に解約しようとします。気持は十分理解できるのですが、そのお客様は社長様がすでに病気で生命保険に加入できなかったので、今持っている保険を大切にしなければならないと思っていました。
ご相談では「もう保険料を払えないから、どうしたらいいだろうか?」とのことでした。「銀行さんや取引先さんには待って頂いてでも、保険料を払ってください。」とお願いして、払い続けてもらいました。
それから1年くらいで社長さんの病気が悪化して、亡くなられました。でも生命保険で借入金も清算できました。
今は癌でも医療が進み、治る時代と言いますが、治療貹は莫大にかかります。そのために、ガン保険はもちろんのこと、先進医療特約がついているのをお勧めします。なにもないときは保険料がもったいないと思うこともありますが、まさかの時のお守りと思って持っておく必要があります。
個人では保障、入院、癌、貯金(お金が貯まる保険)、介護など、保険料と内容を検討して必要に応じて別々に買っておくのがいいと思います。
企業では借入金の返済、退職金(社員、役員)、貯金(お金が貯まる保険)、何かの時に掛けている保険で借入が出来るなどを考え備えておくとよいでしょう。
保険は、①保険料が安い ②保障が大きい ③お金が貯まる この全部を満たす保険はありません。
お客様のご希望はいつも保険料が安く、保障が高く、お金も貯まる保険ですが、それはちょっと無理なんです。でもわかっていると迷わず決めやすいと思います。
どうぞもう一度お手元の保険証券ご確認くださいませ。
迷った時はエスト保険へご相談ください。
株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子