人手不足(後編)

今の労働基準法では、1日8時間・週40時間を超えて労働させてはならないと定められております。これを超える場合は、労使協定が必要です。

 

これはブラック企業というマスコミの報道により、今まで当たり前として働いていた人も、自分の働いている環境ももしかしておかしいのではないか、と働く人の意識が変わってきたこともあります。実際、労働相談センターに寄せられる相談件数は、年間で8,000件以上になるそうです。

 

そうなってくると企業が考えなくてはならないことは、専門職や技術職であっても、【作業の単純化、標準化、マニュアル化】をすることにより誰でもできるようにするのがいいのではと思います。ですが、それも必要ですが、仕事に気持ちを込めることも必要ではないかと思ってしまうので、割り切れません。これからは、若い人も、50代60代の人も、外国人も受け入れることのできる企業にならなければ働く人から選ばれる企業(働きたい会社)になれないのではと思っております。その中で、時間をかけ長期的な期間の中で人材育成を行っていき、優秀な人を掘り起こしてリーダーを育ててゆくことが、企業の永続につながってゆくのではないでしょうか?

 

今月もお読みいただき、ありがとうございました。

 

株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代

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