今年一番調べたり勉強したことについて(前編)

いよいよ今年最後の月、師走ですね。 今年も無事にお正月が迎えられそうでありがたい事です。今月は今年一番調べたり勉強したことについてご紹介します。

 

それは病気、健康、薬、健康食品なんですが、その中でも睡眠についてです。

 

まず、人間は1日に何時間眠ればいいのか皆さんはご存知でしょうか?一般的に8時間と言われていますが、これは正しいのでしょうか?

 

かなり前に全米ガン協会が100万人以上の人々を対象に調査した結果だそうですが、 栄養、運動、喫煙、睡眠などの聞き取りを行い、6年後にそれぞれの生活習慣と死亡 率の原因を調べたそうです。

 

そうした結果、死亡率と最も関係が深かったのは栄養でも運動でもなく睡眠だったそうです。その中でも最も死亡率が高かったのは睡眠時間4時間未満の人と睡眠時間9時間以上の人だったそうです。

 

逆に死亡率が低かったのは睡眠時間8時間前後の人だったそうです。 さらに9年後に行った追跡調査でも同じ結果だったようです。この結果から1日の睡眠時間は8時間が長寿の秘訣であり、もっともよい睡眠時間となったようです。

 

そうはいっても個人差がありますので自分の体内時計に合わせる事です。そもそも体内時計は、日の出の時刻に目をさまし、日没からしばらくして眠りにつくと言う昔の人の生活に合っているのです。眠りのホルモンと言われるメラトニンは太陽の光によって作られ、蛍光灯の光では作られません。一日中部屋にこもっていては、体内時計が上手く作動せず、良い眠りにつくことは出来ません。

 

(次回に続く)株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子

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