『人在』は転職すると『人罪』になる(前編)

2月になりましたが、「毎日寒いですね~」がご挨拶になっています。
早く暖かくなれと言いながら東京、熊本、大阪とぐるぐる回っています。
いよいよ確定申告の季節になり大繁忙期です。風邪を引かないように気合を入れ直してみんなで乗り越えます。

 

その前にちょっと勉強しようかなと思い本を読みました。その中に『人在』は転職すると『人罪』になるというのが目に入りました。
「東大卒でも赤字社員、中卒でも黒字社員」本のタイトルです。

 

なぜかと申しますと、もちろん弊社も年に何人かはいろいろな部署で退職者が出ます。
理由は様々ですが…自分の子供と2年ぐらい前に話したことを思い出しました。長男が就職してしばらくした時に「お母さん3年したら辞めていいとよね」と言いました。
どうして?と聞くと「だって3年頑張れって言ったじゃない」と。私は思わず親であることを忘れ、「私があなたの会社の社長ならばたった今辞めてもらう。」と怒鳴りました。
長男は目をぐるぐるしながらどうして?と聞きました。

 

「学校を卒業して何もできない若造を雇って、毎月お給料を払い、そのうえ仕事まで教え、会社は損している。
どうして儲からないのに給料払ってくれてると思ってるの??会社は、将来仕事を覚え活躍し会社に利益をもたらしてくれると期待し、先行投資をしているのよ!自分が、手元にもらう給料よりも、もっと会社はお金をあなたにかけている。3年経ってやっと一人前になった頃、辞めてもらうなら会社は何をしてきたか分からない。会社経営はボランティアではない。だから辞める時は自分が頂いたお給料のせめて3倍は会社にお返ししてから辞めなければダメ!それができないなら、すぐ辞めろ!」などと話したのを思い出しました。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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