百年企業サークルで学んできたこと(前編)

毎日走り回っているうちに、もう3 月になってしまいました。日々少しずつ暖かくなってきました。
春はもうすぐそこですね。確定申告も終盤に入り、私達もあと少しと、みんなで頑張ってます。
税理士の先生が書類を早く税務署へ送り込もうと、じゃんじゃん印鑑を押しています!

 

今日は、先日百年企業サークルで学んできたことをお話させていただきます。

全国に町おこしの仕掛人が沢山います。その人達がどうやって町を活性化させたのか、ご紹介します。

 

まず最初は、新潟の村上市の吉川さんです。

吉川さんは、町の中に大きな道路が通り近代化されようとしたのを反対し、町屋のお人形様めぐりというのを成功させ、観光客が何万人も来る町にした人です。
吉川さんは平成9 年にある人に出会い、村上が近代化されることを話したところ、村上ももう終わりだなと言われ、なぜですか?と尋ねたら、その人が「近代化されて成功した町はひとつもない。古き伝統を残し栄えた町は沢山ある。」と言われたそうです。
吉川さんはその夜眠れなかったそうです。町屋のお人形様めぐりを成功させて吉川さんが言ったことは、

 

① 出来る範囲で考えない
② みんなで頑張らない 全部自助努力
③ みんなで考えない

 

無謀と言われることをすることだそうです。

 

次に、愛媛県伊予市の若松進一さん(役場の地域振興課の課長さん)です。
この人は、何もない人口5,500 人の双海町の人で、夕日のミュージアムというユニークな美術館を作った人です。
この町のキャッチフレーズは、“沈む夕日が立ち止まる町”とロマンチックです。この取り組みを始めたのは20 年前とのこと。
今では沢山の家族連れやカップル等、年間55 万人が訪れます。
(ちなみに、観光客3 万人で1 億円の経済効果があると言います。)
(次回に続く)
株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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