3月11日(前編)

4月になりました。今回の地震の影響で、『春ですね。桜も咲きますよ。』と浮かれていられません。
3月11日、あの日は東京事務所にいました。

少し揺れたとき、地震だと思いましたが、すぐに止るだろうと普通に机に向かっていました。

次第に周りがガタガタと揺れ、物が落ちたり、倒れたりで、怖くて机の下にもぐりました。

そのあとの事は、皆様もご存じの通りです。

ネットでみて、びっくりした訳ですが、東京は電車が止まり、みんな歩いていました。帰れない人もたくさんいたようです。

 

その日は靴が売れ、自転車も売れてなくなりました。

夜になると、コンビニのお弁当、パン、カップヌードルもみんな売り切れてありませんでした。

初めての経験、ありの行列のように人が歩いている東京でした。

自宅へ戻り、さらにテレビを見て、びっくりです。

あの津波の恐ろしさ。家も家族も全てなくし、避難している人が『命があっただけでも良かった』と話しているのを見て、命に縁のあった人は助かっているのだなと思いました。命の大切さ、尊さを感じさせられました。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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