奨学金(後編)

その他海外留学のためとか、入学時特別増額などがあります。が、学校を卒業してから返済しなければなりません。

 

うまく就職できれば、毎月きちんと順調に返済できると思いますが、もしどこかで躓いたならば、

 

この返済は大きくのしかかって来ます。しかもかなり長い期間です。

 

 

 

現在学生時代の奨学金の返済ができずに破産する人が急増していると聞きました。

 

学生支援機構の発表によれば奨学金の受給者は130万人、その中で3ヶ月以上延滞している人は16万人、

 

奨学金に絡む自己破産者は保証人(保証人は両親、兄弟、親戚)も含めると1万5千人を超えています。

 

 

 

有名大学に入ればいい会社に就職でき、将来安泰だからすぐに返せると言った安易な考え方が、

 

そもそも間違いのもとです。奨学金は車や住宅のローンと同じように考え慎重に借りなければいけません。

 

 

 

子供が生まれたその時から将来を考え、学資保険などを掛けて、一番お金のかかる大学入学の時に

 

お祝い金を受け取る、などと準備しておかないと奨学金を借りても子供が払えなければ、

 

結局親が返済することになります。年をとってからの返済は負担が大きくなります。

 

計画的に教育資金を準備しましょう。

 

 

 

一番は日本の国の教育費が安くなり、この先国を背負ってゆく子どもたちが自由に勉強ができる様に

 

なることを祈るばかりです。

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子

 

 

 

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