宅配便の問題(後編)

クロネコヤマトは時間指定サービスの時間変更などを実施して、荷物引受増加により増えている残業時間の上限を守れるようにと創業以来ひたすら「お客様第一主義」を軌道修正しなければならないようです。

 

熊本などの地方都市は車で配達ですが、街中はみんな台車に乗せて宅配しています。走っています。

 

これもまた大変だなといつも思っていました。

 

今までヤマトは24時間止めない物流を目指し、1時間に48,000個の荷物の仕分けができる総合物流センターを羽田に作り対応してきました。

 

けれども収益は伸びていても、ドライバーの人件費増などで収益は減少しています。これも原因は【再配達】にあると思います。

 

再配達を減らすには、最寄りのコンビニや駅等に宅配ボックスを設置し、利用者がこのボックスを活用してもらうことです。国もこのボックス設置に補助金を出し、二酸化炭素の排出も減らそうとしています。

 

JRは首都圏の駅に100箇所ボックス設置する計画です。

 

でも重いものは従来通り、宅配してもらえると、とても助かりますよね~

 

その分料金は上がっても玄関まで届くほうが私は嬉しいです。

 

佐川急便もクロネコヤマトも人手不足とネット通販の普及で料金を上げるだけでは根本からの改善はできないと言っていますが、それでも生産性を高めるために一生懸命に取り組んでいるそうです。

 

15歳未満の人口12.6%、世界でも最低水準で逆に高齢化率は27.0%と過去最高というのが現実です。

 

どんな仕事でも今までにない空前の人手不足の中でいかに生産性を上げて企業の利益を保ち、社会貢献し、会社を存続させていかなければなりません。

 

みんなで頑張っていきましょう。ありがとうございます。

 

株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子

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