まず一つは今の日本の法律は労働者有利の法律で、何か問題が起きた時には、余程のことがない限り経営者にとっては不利です。ですが中小企業では残業問題、有給休暇問題、などをすべて法律通りにしていては立ち行かないのではと私は思っております。もちろんきちんとしたうえで成り立たせなければならないのですがなかなか難しい現実があります。
そうなると無理な事がお願いできる人、やりたくないと思う仕事をやってくれる人、あるいは経営者の思うように動いてくれる人、となると結局身内になってしまうのではないでしょうか?
もちろん借入金のある会社は社長になったら保証人にならなければなりません。
そうなるとなかなか他人には頼めないし、借入金を背負ってまで会社のためにと言ってくれる他人(社員後継者)が出てくるかと言うと中小企業ではかなり難しくなります。
またそんな人財を育てていないのが現実です。どちらが良い悪いとかではなく、どの会社にもいずれやってくる後継者問題です。引き継ぐにはそれなりの年数も必要ですし、早いうちから考えておく必要があります。
皆様、やっぱり子供は小さいころから後継ぎとして育てるべきなのでしょうか?
子供には子供の好きな事をやらせてあげたいと思うのが親心ですよね。子供も身内もいないそんな時は早めに企業価値の高いうちに売却と言う手段もありますが、とっても難しい問題です。
大成財産では、事業継承等ご相談を承りますので、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
株式会社大成経営開発 代表取締役会長 近藤加代子