NISAについて(前編)

今年ももう3月になりました。

 

先月は例年になく東京では大雪が降り、飛行機が欠航したり新幹線が遅れたりする中、相変わらず飛び回っていました。

 

その中で目についた広告は消費税増税NISAでした。

 

そこで今月はNISAについて勉強してみました。

 

NISAとは株式投資をされている方はもうご存知の事と思いますが、少額投資非課税制度のNISAのことです。このモデルとなっているのはイギリスのISA(個人貯蓄口座)と言う制度で、1993年から始まっています。

 

日本版ISAはアイサなどと呼ばれていましたが、日本証券業協会が公募を行い、その中から日本の頭文字のNを付けたNISAを採用しました。
もともと株式の利益にかかる税金は20%でしたが、低迷する株式市場を立ち直らせようと10%に引き下げました(証券優遇税制)これが25年税制改革で廃止され元に戻ることになりました。

 

そこで投資家の株離れを防ぐための施策としてイギリスにならってNISAを導入する事になりました。個人投資家にとっては税金が高くなるどころか逆にゼロになり以前と比べて株を買いやすい環境になります。


(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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