ペット産業について(前編)

熊今日本は大雨です。梅雨時は毎年のように熊本事務所の前の川が氾濫して車が何台も立ち往生している光景を目にします。今年はまだ大丈夫なようです。このまま梅雨が終わってくれればいいなと思いながら雨を眺めております。

 

今月はペットのお話です。実は私は犬が大好きで熊本にダックスのヒナ(♀)とその子供でメイ(♀)、東京にトイプードルの生後5か月のチロル(♀)を飼っています。

 

そこでペット産業について調べてみました。
商業統計によるとペット、ペット用品小売業の数は5,000店以上あり、それに従事する人々は3万人近くいます。その他動物病院、トリミング、ペットホテル、などで2万件ほどあります。

 

金額に換算するとペットフード4,700億円、ペット用品(病院、葬儀、美容室、他)で5,600億円、合計で一兆円を超えております。

 

東日本大震災の影響や国内の景気低迷で、飼いたくても飼えない厳しい環境になってきているため、少し厳しい事業環境になってきてはおりますが、一方ペットも高齢化が進んでおり保険、介護、葬儀などのペットシルバー事業は拡大傾向にあります。

 

ユニチャームの調べによると7歳以上の犬、猫向けのペットフード市場前年比2倍以上に伸びています。飼っている人と一緒に高齢化しているのですね。

 

平成23年度の犬の飼育頭数は1,120万頭猫の飼育頭数は960万頭です。そこで近所のペットショップへ行ってみましたが、犬だけを見ても価格に相当差があります。血統やいろいろな事があるのでしょうが、飼うほうはあまり
こだわりがないならば価格は安いほうがいいですよね。また熊本と東京でもかなり価格は違いますね。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

カテゴリー: 未分類 パーマリンク