失敗にもいろいろあり、正しい失敗と単なる手抜きで失敗するのでは大きな違いです。
真面目に仕事をした結果の失敗は責めない(ここは日ごろの仕事への取り組み方、態度がものを言います)
正しい失敗は評価してあげる(成長への階段です)
私は能力については高いに越したことはありませんが、毎日同じような事を繰り返していれば自然についてくる部分がありますので、そこそこで良いと思っています。
仕事に気持ち(感情)を込めることが大切で、ここを重視します。やっつけ仕事をしている人は必ず失敗をするしクレームになります。これが手抜きによる失敗です。また失敗した時に言い訳をしないで自ら認め、きちんと報告をする人はやがて大きく成長するでしょう。
太陽パーツさんという会社が大阪にあります。この会社は失敗した社員に「大失敗賞」として、表彰状と金一封を贈っているそうです。
この目的は、積極的に挑戦する企業風土を作る為です。表彰される失敗は前向きな挑戦をして教訓が残った失敗に与えられます。ただ失敗を必要以上に深刻に受け止め悩む人は選ばないで、明るく乗り越えられる人を選ぶそうです。
深刻に受け止める人は大きなチャレンジはしません。企業には守備型の人と攻撃型の人、両方が必要ですが守備型ばかりでは衰退していきます。これが最も大きな失敗であると言っておられました。全く同感です。
私も含め社員みんなが失敗した時にはそれを振り返り(失敗した行動)、立て直し、(素早い行動)また未然に防ぐ力を高めていきたいと思います。
いい言葉がありますね「失敗は成功の基」
ありがとうございました
株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子