TPP(前編)

3月の確定申告と言う大繁忙期も無事に乗り越えました。ちょっと一息・・・。先月29日決算報告会と、確定申告慰労会をグループ全体で行いました。夜の宴会の盛り上がる事、盛り上がる事、1年分くらい笑いました。今月からまた気持ちを切り替えて法人の年度末決算申告業務に取り掛かっております、第2の繁忙期です。

 

さて今月はテレビで話題のTPPです。そもそもTPPとは日本、アメリカを中心とした環太平洋地域による経済連携協定の意味です。正式にはTrans-Pacific Partnership(TPP)です。アベノミクスの金融緩和、財政政策、成長戦略、この3つの中の成長戦略で結果を出すためにはTPPが必要であると安倍総理は述べています。

 

ではTPPのメリットは

 

  • 関税の撤廃により貿易の自由化が進み輸出額が増える
  • 大手企業では整備、貿易障壁の撤廃により利益が増える
  • グローバル化を加速させることにより、GDPが増加する

 

TPPのデメリットは

 

  • 海外の安い商品が流入しデフレを引き起こす可能性がある
  • 関税の撤廃により安い農作物が流入し日本の農業がダメージを受ける
  • 遺伝子組み換え食品や添加物などの規制緩和により食の安全が脅かされる
  • 保険の自由化、混合診療の解禁により、国保制度の圧迫や医療格差が広がる

 

いろいろな立場で自分の仕事関連に置き換えて考えたときに、賛成、反対と意見が出て来るのでしょうが、その中でも目立っているのは農業団体の絶対に反対と言うのが目立っているような気がします。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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