中小企業の現場では、いまや女性が戦力となっているのは当然のところがたくさんあります。大きいところでは社内に託児所を設け女性戦力を武器にしているところもあります。
家庭の収入が300万×2、二人で働くが標準になってきている今、女性の働くためのインフラ整備(保育所の充実または幼稚園と保育園を統合する幼保一体化)を進めることが「にぃまる、さんまる」計画の成功、失敗のカギとなることは明白です。
日本では女性を特別視する旧来の風潮に縛られているて「役員にしたくても適切な人材がいない」とよく耳にします。これはあくまでも男性の視点で女性を見ているからではないでしょうか?
女性の管理者が増えれば会社の仕事の仕方も変わり、サービス残業や無駄な会議も減り効率化が進み、収益率の低下に歯止めがかかりよくなるかもしれません。仕事への情熱や、男のロマン、と言った情緒的な思考が女性の冷静で合理的な部分で改善されることもあります。
これを読んで私が思うことは、まだまだ女性は男性の力を借りないとできないことがたくさんありますが、要するに男性経営者の皆さんが上手にいろいろなところに女性を起用していただくと、期待以上の力を発揮してくれます。
弊社は子育て中の主婦のスタッフもたくさんおり、保護者会、授業参観、プール当番、横断歩道の旗振り、たくさんの学校行事すべてOKです。その代わりに自分の与えられた仕事は必ず全うしてもらう、これでみな期待以上の成果を出してくれています。
業種にもよるのでしょうが、人口減に伴い働き手が減っていく中で女性に働いてもらうことは必然です。
男性の皆様上手にお願いします。
ありがとうございました。
株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子