円滑化法(後編)

自分の会社が赤字で銀行からの融資をどうしても受けなければならない状態の時どうすればいいか?

 

HISの澤田さんはどんな会社でもコストを2割落として売り上げを2割上げれば黒字化すると言われています。

 

コスト削減も、人件費が一番先でなくコピー代、社会保険料、損害保険、水道光熱費、交際費などからやります。これを計画書に落とし込み、それに伴うキャッシュフローまで作成し銀行、政策金融公庫などに相談しなければなりません。

 

その時に経営者自身の言葉で計画書を説明できることがポイントです。経営者自身がきちんと試算表、決算書に向き合いまず自社の状況を把握します。

 

数字は絶対に嘘をつきません。とかく中小企業の経営者は売り上げはみんな必ず把握していますが、その他をきちんと見ている人は少ないです。

 

今後の国の流れとして医療、介護、環境資源、農林水産への資金投入が見込まれます。かといって今の事業を転換できるかというと、そう簡単にはいきませんし、今現在前に述べた関係の事業を行っている会社は全体からみると少ないのです。圧倒的に違う業種のビジネスが多いのです。

 

何とか経営者がよく考え銀行からの資金調達がスムーズにいくように環境を整えていかなければなりません。銀行さんが企業をチェックするときの社長の経歴、実績、人脈、ビジネスモデル、志、社会性などを主に数字以外にみています。

 

経営者として、会計事務所として少しでもお役にたてるよう頑張ります。ぜひご相談くださいませ。

 

ありがとうございました。

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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