生活保護について(前編)

もう早いもので7月ですが、熊本は毎日雨が降ったり止んだり梅雨ですね。
今年は雨が多いようです、災害が起こらないようにと祈るばかりです。
このたいせい通信がお手元に届く頃には梅雨も明けて暑い夏がやってきているでしょう。
食中毒には十分ご注意くださいませ。

 

今月は最近テレビで話題になった生活保護について、ちょっと調べてみました。
今、日本は生活保護の受給者が戦後最多の210万人を超えていて終戦直後と同じ水準です。世帯数にすると152万世帯を超えていますが特に2009年から増加が著しいそうです。
バブル時代には減少傾向でしたが、景気と生活保護受給者数には明らかに関係があります。

 

現在の日本の状態は、増税、少子化が劇的に景気が回復するとは思えません。そうなるとまだまだ生活保護受給者は増えるのではないでしょうか?
受給総額は3兆7千億円!その中には不正受給も120億円を超えているそうです、これも年々増加すれば消費税が10%に上がっても追いつきません。
年齢、性別で見ると、2人に1人は60歳以上で男性、次は70代で女性です。ほとんどが一人世帯(単身老人)、次に母子家庭(5人に1人が10年以上の長期受給者)、または高齢の親と何らかの事情で働けない子供の2人暮らしです。金額は月平均14万円、これにはびっくりしました。その他に医療費・教育費が無料などがあります。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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