「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」(前編)

若葉かおる5月も終わり、九州地方は梅雨に突入いたしました。
今年は4月から各地で氷が降ったり、竜巻が起こったり、雷が落ちたりとちょっといつもの年とは違います。大雨による災害が起きなければよいなと思いながら雨を眺めています。

 

最近電車や、バスに乗ると「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」考えに、考えて、考え抜けば結果は必ず叩き出せる。と書いてあるチラシが下がっていました。「ふ~んそうか」面白そうな本だなと思いながら見ていました。早速本屋さんでこの本を買い、まず目次に目を通しただけで引き込まれました。

 

私が一番先に読んだのは負ける」と「負けている」は、全く別物であるのです。誰の目にも、勝敗が明らかな時がある、しかし本当はまだ、勝負は決まっていない。本書では競馬にたとえ10万円持って行って99,900円なくなったら多くの人が負けたと思う、が残りの100円がある限りそれはプロセスであり勝ちでも負けでもないとある。仕事でも人生でも、敗北濃厚な時がある。しかしそれは負けの決定でなくプロセスであり、むしろ敗北とは何の関係もないと考えるべきだ。危機に陥った時に「弱気にならない、あきらめない」いくら不利な状況でも敗北など訪れない。100円がなくなったときに負けは確定する。100円があるうちはまだ大丈夫と努力すれば、事態はそのうちに好転する、負けを確定させるのは自分の心の弱さです。
こんな風に書いてあります。

 

(次回に続く)

 

株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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