仕事に気持ちを込める(前編)

3 月になり春だなと感じる日が多くなりました。桜ももうすぐ満開です。

毎月お読みいただいているこの『たいせいグループ通信』も今回で記念すべき100 回目です。今まで書き続けてこられたのも、読んでいただいている皆様のおかげです。心から感謝です。

また『たいせいグループ通信』を書くことにより、私もいろいろな事を皆様にお伝えしたいという思いから、たくさんの勉強をさせていただいております。まだまだ頑張って200 回目指して書きます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

今回は、“仕事に気持ちを込める”です。これはいつも私が社員の皆さんに言っていることで、「何をするにも作業で終わらせないで、感情をこめて仕事をしなさい」ということです。ただの作業と思って淡々と事務的に終わらせる。これはお客様に対して失礼だと思っています。どんな些細な事の中にも心を込めるという考え方はとても大切なことです。

 

上甲晃さんの本で読んだ事があります。簡単、楽、手間が省ける、カ、ラ、テ、は物事を進めるときはとても評価されてきたのが戦後50 年間でしたが、裏返してみると、簡単で楽で手間が省けるというのは、一見経済的ですが、そこからは人間の心が省けてしまいます。

たとえばお母さんが子供の誕生日に、朝から一生懸命に作った料理と、大枚をはたいてデパートから買ってきた高級惣菜を並べたときに、どっちが子供は感動するでしょうか? 食べてしまえば一緒かもしれませんが、気持ちを込めて作るからこそ、感動が生まれるのではないでしょうか?

 

 

 

(次回に続く)
株式会社大成経営開発 代表取締役 近藤加代子

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