『数字は人格である』について(後編)

1 . 人間は、成長するために生まれてきている

 

なぜ数字は人格なのか? ⇒ 人間は、何のために生まれてきているのか?何のために仕事をするのか?この問いに対する答えが、人間は成長するために生まれてきているという事です。これは大自然の法則と一致した考え方です。したがって、文化の成熟過程で学校教育を受ける事になります。

それではなぜ学問するのか?それは自分が、人間として成長し豊かになるための成果を出すための勉強です。

本来の学問とは、大学に合格するための受験勉強ではありません。この事を学校の先生含めて教えてくれる人が、少ないみたいです。

学問をする意味は、世の中に出て仕事を通して自分自身が成長し成果を出すために行うのが本来の学問の目的です。ここに夢や希望や理想という生き甲斐ややり甲斐がある訳です。

人生は、努力する事が大事です。それ以上に大事なのは、努力を通して成果を出すという事ですしたがって『数字は人格である』という事になる訳です。

 

2 . 損得より善悪を先に

 

しかし一時期的に成果を出す人は多くても、継続的に長期的に成果を出し続ける人は少ないと言われています。何故なのか?成果が出ないか、成果を出してもその成果の出し方が悪いという事です。継続的に半永久的に成果を出し続けるという事は、損得より善悪が大事であるという事と大義名分が必要であるという事です。これも大自然の法則と一致しています。人生の栄枯盛衰の法則があるという事みたいです。

 

3. 社会貢献

 

数字という事は、お金という事になります。仕事をする目的は、低次元においては生活のためお金のためであり、その次の段階が自己実現のためです。ある程度の自己実現をすると自己超越の段階になり社会貢献という事になります。雇用を生み税金を納める事によって社会貢献をしていくという事になります。利他の精神による寄付やふるさと納税もその一つでしょう。

 

以上の3点を踏まえ、仕事という人生を通してお金の得方や使い方を観ると『数字は人格である』という意味が、ご理解いただけると思います。最後になりましたが、みなさまの益々の発展をお祈りします。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

 

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