『ハウステンボス再生~澤田流再生術』(後編)

1番目のコスト削減経営は、まず売上に対する費用対効果という部分で誰もが一番に手をつける仕事です。

 

2番目の感動経営は、企業という組織に対して遣り甲斐と生き甲斐を与え、それがお客様に夢と感動を与えてくれる経営です。組織の感動(遣り甲斐・生き甲斐)がお客様の感動を呼び、結果売上が増えていく相乗効果と現象を起こします。

 

3番目の異業種の力とノウハウを使え!!これはさすが色んな事業を手掛け成功してきた豪腕澤田さんだからだと思います。イノベーション経営・包み込み経営とは、業界の常識に囚われないイノベーションと異業種の経営ノウハウを総動員するというものです。船井総研船井幸雄名誉会長の包み込み経営に通じるものです。

 

4番目のリーダーシップ経営とは、特に再建などの危機の時には平常時以上にリーダーシップが発揮されなければなりません。英国元首相のサッチャーさん曰く『周知をうる事は大事だが、政治(経営)には基本的にコンセンサス(広範な同意)はあり得ない』という事でしょうか?そのうえでリーダーは、常に明るく前向きに夢と希望を雄弁に語り未来を示せないといけないという事でしょう!!

 

単純明快な4つの再生経営術ですが、これは通常の経営にも充分通用し取入れる事が出来ると思います。それと先程お話ししましたが、徹底力』が大事になってきます。通常の経営でもそうですが再生となると尚更『徹底力』が、成否のポイントになる事が私の経験上の確信です。結果のでる変化が起きるという事は、計画に対する『徹底力の差だ』からです。

 

ハウステンボスには、開業まもない約20年くらい前行きました!!再生されたハウステンボスにまた行ってみたくなりました!!みなさまもぜひ機会があればハウステンボスに行かれてみてください!!

 

みなさまの益々のご活躍を祈ります!!

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

カテゴリー: 未分類 パーマリンク