情報(後編)

二つ目の『インフォメーション』とは案内・告知などの意味ですが、データという資料(知識)からインテリジェンスという最高の価値(知恵)を生み出すための『告知的』意味だそうです。

 

三つ目の『インテリジェンス』とは、データを最低限の知識として最高の知恵を加える事により付加価値を生み出す『最高の情報』です。

 

この事からもご理解いただけると思いますが、一言で『情報』と言ってもその意味は深く広く、資料であるデータからインテリジェンスとしての付加価値を生み出すための、思考力、構想力、創造力など右脳の働きが大事になってきます。

 

先月号でお話ししました通り『人間的思考力格差が経済格差を生む』という事実を、熊本~東京~世界を廻る中で、いろんな国のいろんな業種のいろんな所得の人たちと出逢わせていただく中で、相談と提案と改善というコンサルティングをしていくなかで痛感します。

 

時代をよむ事。

時流を知る事。

『情報』をつかむ事。

 

時代のスピードが速くなっている今日では、『情報』をつかみ一般方向を知る事がこんなに大事な時代はなかったのではないでしょうか?企業は永続する事が使命である事を考えると、正しい情報に基づいた環境への変化対応が出来るかで生き残りが決ると言えます。

 

来月は、帝王学の原点で戦いの哲学である『孫子』の、変化対応と戦いの哲学についてお話をしたいと思います。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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