『クラウド経営とフィンテック経営』(後編)

私はいろいろの角度から財務分析を行います。

 

売上・粗利・労働分配率・労働生産性・経常利益率・前年対比・資金バランスなどです。

 

そして現場改善を進めます。売上を上げることは当然ですが、その時に出てくるのが以下の2つの方法です。

 

 

 

『クラウド経営』


これはみなさん御存知の通り雲という意味が、クラウド経営です。

 

ICT(情報通信技術)システムが、クラウドになっているという事です。

 

クラウドで『鳥の目の経営』という意味もあります。財務計数だけではなく社内のすべての経営データや報告・連絡・相談などを

 

すべてICT化して出来るだけペーパーレス化をするという事です。

 

働き方改革と同時に間違いなく労働生産性が上がります。空いた時間を残業禁止にしたり、

 

アナログで出来るだけお客様対応をする時間を増やすという事です。

 

 

 

『フィンテック経営』


フィンテック経営とは、何も金融業の方たちのための経営方法ではありません。

 

お金についての経営方向なので、すべてのみなさんに関係ある経営方法です。お金の流れを良く、お金を残し、

 

お金を再投資するための効率的な経営方法です。売上の方法と集金システムの見直し。発注と支払い方法の見直し。

 

売掛・棚卸しの管理方法の見直し。財務システの見直しなどです。

 

これも働き方改革の一環になり、間違いなく労働生産性は上がります。

 

フィンテックとは、ファイナンス(お金)とテクノロジー(技術⇒ICT)の造語です。

 

 

何れにしてもクラウド経営もフィンテック経営もいま現在の仕事の棚卸しから始まります。

 

旧態依然の前任者のやり方で労働生産性が、落ちている中小企業が多いと想います。

 

これだけICTが普及してスピードが早く、グローバリゼーション化して時代です。

 

変化への対応をしながら働き方改革という時短と労働生産性の追求という一石二鳥の効果があります。

 

みなさまも仕事の棚卸しから始められては、如何でしょうか?

 

最後になりましたが、みなさまの益々のご発展を祈念いたします。

 

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

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