『求人競争力と朝方勤務経営 』について(後編)

Ⅱ,朝型勤務経営

 

求人競争力を考える時にでてくる問題が、朝型勤務経営です。朝が苦手な方もいると思います。だがしかし人間は、医学上夜10時に寝て朝5時に起きるのが、一番健康的だそうです。そして大脳は、起床後2時間から5時間位が一番活性化しています。

 

残業をなくし夕方5時・6時という時間に終業して、夕活や家族の時間など色々の時間に使ってもらった方が、健康のためにも本人や家族のためにもいいと思います。

 

そして朝1・2時間早く出勤すると仕事の生産性も上がります。出勤時のラッシュや混雑、電話やメールもなく来客もありません。大脳が一番活性化した静かな時間帯に、集中的に仕事が出来るという事になります。昼間の生産性の2倍から3倍位は、確実にあるでしょう。みなさまも言われれば心当たりが、あるのではないでしょうか?この生活パターンは、健康に良いということで医学的にも証明されている事です。

 

最近では、残業を禁止して朝型勤務制度を導入している企業も出てきています。残業代を早朝勤務代として支払っているそうです。無料で朝食やコーヒーを出したりして、朝型勤務制度を奨励している会社もあるみたいです。

 

人手不足到来の時代に働き方の多様性が叫ばれ、求人競争力を上げる事は経営者として避けて通れない問題です。経営は、人財がすべてです。やり甲斐・生き甲斐がもてる職場環境を作れるかが、大事なポイントになるのではないでしょうか?

 

最後になりましたが、暑い夏の到来です。しっかり体調管理をして、頂き益々のみなさまのご活躍を祈念いたします。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

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