『捨てる経営』について(後編)

成功体験を捨てる

グローバリゼーションの時代にあっては、これまでの先進国のスピードと思考モデルでは先進国や新興国でさえ成功体験が、通用しなくなったという事です。情報を基にした先見性と洞察力が、必要になったという事でしょうか?これは、ICT(情報通信機器)の影響が大きいと考えられます。

世の中の生産構造や流通構造が変わりライフスタイルが、秒針分歩で変わっているという事です。経営システムそのものも変わらざるをえないという事です。

 

時間を捨てる

時代のスピードは、速まるばかりです。これもICTの影響でしょう!!情報は世界中で氾濫してその量とスピードは、速くなるばかりです。

時間当たりの生産性を求めて経営を行う場合には、時間という経営資源が如何に有効活用されるかが勝敗を決めます!!経営資源を集中するという事になります。いい古された経営資源の選択と集中が、今以上に求められるという事です。

やる仕事とやらない仕事を決めるという事です。結果、時間を捨てるという事になります。

 

物を捨てる

持たない経営とでもいうのでしょうか?バブル崩壊後の固定資産を持たない経営とは、少し意味が違います。経営資源というお金を集中するために固定資産を持たないばかりか、固定資産や消耗品を含めてレンタル感覚で時間所有で物を買うという事です。

モノを持たないばかりか必要でないものは、捨てるという事です。

 

情報を捨てる

経営は、現場ありきの実践です。実践を支配するのは、戦略です。戦略は、情報から生まれます。ところが情報は、秒針分歩です。世界中から如何に速く正確な情報を仕入れるか?日々情報を捨てる感覚がないと時代という一般方向を間違うという事です。

情報を捨てるという捉われないフラット感覚が、必要になったという事です。

 

常識を捨てる

この様な①から④の事を考えると常識を捨てるという事になるのでしょう!!

 

そんな感覚で今から出張です。今年ももう1月が終わりました。

 

今年もみなさまの発展をお祈りします。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

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