『ゲゼル・シャフトとゲマイン・シャフト』について(後編)

共感性とは、何なのか?共感性ですから以下のような事が考えられます。

 

共鳴できる。同調できる。好きである。行動を共にしたい…などなどでしょうか?

 

この目的性と共感性は、人間本来の大脳構造と心理構造上に持ち合わせたものです。つまり『目的性は、理性』から導き出されます。

 

『共感性は、感情』から導き出されます。これは、人間である以上は原理原則です。いつの時代も変わらない普遍的真理です。

 

それではゲゼル・シャフトという目的性集団は、どの様な組織集団なのか?地球・国家・企業などです。

 

ゲマイン・シャフトという共感性集団とは、どのような集団なのか?家庭・NPO・宗教団体などです。

 

人間は理性と感情を持ち合わせていますので、一生を通してそのどちらにも属する事になります。つまり人生とは、人間関係という組織の中で生きていかなければならないという事です。企業であり家庭であり人間関係性であるという事です。何故この様なお話をするかと言うのにも意味があります。

 

つまり経営はゲゼル・シャフト(目的性集団)であるが、人間はゲマイン・シャフト(共感性集団)を持ち合わせているという事です。この事が、経営の難しさです。

 

目的性(ゲゼル)を示しながら共感性(ゲマイン)を如何に育てられるか?

 

ゲゼル・シャフトゲマイン・シャフトの関係性を再考している今日この頃です。

 

是非みなさまもゲゼルとゲマインの経営システムを取り入れてください。この経営方法は、帝王学の教えなのでいつの時代も通用する経営方法です。

 

それでは夏に向かってみなさまの飛躍をお祈りします!!

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

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