『船井流経営』について(後編)

4. 船井流経営計画の立て方

仕事柄事業計画をよく立てます。事業の成功のポイントは、3つだそうです。

 

1. 時流に乗っている業種か?そうでなければ時流に乗ったやり方か?
2. 業界に精通しているか?問題解決が出来なければ成功しない。
3. 自信があるか?この3つを観れば事業の成否判断が出来るそうです。

 

そして経営計画を立てる時に普通の事業計画と違い目的という理想の姿、つまり未来の姿から事業計画を立てます。3年後・5年後などから逆算で事業計画を立てるという事です。普通とは、逆の事業計画の立て方です。答えからの事業計画の立て方という事です。

 

船井会長はいま想うに、晩年は船井教といわれて近寄りがたい方もいらっしゃったみたいです。私は学生時代から船井会長のファンで、まさか船井総研さんと一緒に仕事をしたり船井財産コンサルタンツを起業するとは想いませんでした。船井会長の生い立ちや20代・30代・40代・50代・60代・70代に書かれている書物や話でどのように成長・進化していかれたのか、手に取るように分かります。著書は、400冊を超えているみたいです。

 

人間は ①勉強する事 ②好奇心を持つこと ③前向きに考える事 ④素直である事 ⑤効率的に生きる事・・・など最初に教えてくれたのも船井会長です。

 

そして物事を極めていくと人間は、第6感が働くようになる事を教えてくれたのも船井会長です。ご存知の方も多いとは思いますが、興味がある方はいま一度船井流経営について勉強されると今でも通用する経営方法である事が、ご理解いただけると思います。何故なら人間学というテクニックではない心理学などからくる普遍の真理という原理原則だから今でも通用する経営学で新鮮です。

 

みなさまのご活躍と船井会長のご冥福をお祈りしたいと思います。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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