『ビジネスモデルについて』(後編)

ビジネスモデルの中でも重要と思われる経営モデル販売モデルについて話しをしてみたいと思います。

 

経営モデルとは、経営資源であるヒト・モノ・金を時間の経過の中で情報を基に如何に配置配列するかという事です。これは同業者であっても企業により千差万別です。如何に生産性が高く競争力がある経営モデルを創り上げるかという事です。経営の仕組み作りです。

 

経営は、経営をする前にその成否が決まっていると言われています。それは何故か?経営をすればするほどその仕掛け創り(モデル)が、利益が出て資金が残る経営システムになっているかです。経営をする前の頭脳戦で、勝負が決まっています。逆にどんなに頑張っても赤字で資金不足に陥るという事は、その経営の仕組みである経営モデルが無いか悪いからです。自社の経営モデルを創り上げるか、分析してみる必要があります。

 

販売モデルとは、どうすれば消費者のニーズを捉えて、よりよく販売する事が出来るのかというモデルです。販売モデルで出てくるキーワードが、ドメイン(事業領域)です。ドメインとは、自社の強い商品やサービスで消費者が求めているモノです。これは時代とともに変化していきます。売れるための仕組み創りが、如何にできるか?選択と集中、差別化、専門化、ニッチなど色々の選択肢があります。

 

中小企業においても経営力が問われる時代となりました。ビジネスモデルの中でも経営モデル販売モデルについては、今一度再考するだけの価値があるのではないでしょうか?

 

このような事を考え続けて生きてきましたが、ふと想う事があります。それは思考モデルです。人間の思考のパターンです。来月は、思考モデルについて話しをしてみたいと想います。

 

巷では、アベノミクスに湧き始めているみたいですが、益々のみなさまの活躍をお祈りします。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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