「ギャップ発想法」(後編)

2つ目に『業界ギャップ発想法』です。自分の業界ではなく他業界で成功しているモデルを見つけ自分の業界でそれを流用するという考え方です。
例えばコンビニエンスで成功したフランチャイズ化を他の業界で展開するという考え方などです。マーケティングのパターンは、お客様心理学を中心として流用できる場合が数多くあります。自分の業界で経営方法や商品開発など使えないかなど検討する余地があります。

 

3つ目が『成長ギャップ発想法』です。これは成長の先を読む方法です。
高齢化→リフォーム→介護事業→葬祭業→霊園業。高齢化→ペット産業→ペット霊園。
アジアの成長→外国人の流入→観光→医療→丌動産の取得→M&A。
携帯電話の普及→携帯メール→メールの利用方法→インターネットのコンテンツ→ネットショップ。
時代と時流と業界ごとの現状を踏まえ、その時代の先~成長の先を読む方法です。

 

常に時代のアンテナを立て観る聴く動く、すべては情報収集が大事になってくると想われます。
我々中小企業は、ギャップ発想法の『他との違い』『他との差』で生き残りを賭ける時代となりました。違いが分かる個性的な会社とでも言うのでしょうか・・・・・?

 

来月はあまり聞いた事がないと思いますが、『人口力』という事について話をさせて頂きたいと思います。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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