『コンピテンシー』について(前編)

早いものでもう7 月になりました。今年も後半戦です。
1 年があっという間に今年も終わりそうです。

 

先月は、『環境変化対応と孫子の戦いの哲学』についてお話をさせて頂いたと思います。
この話をさせて頂いて考える事がありました。それは、その人の人生は『思想力』と『行動力』の結果ではないかと・・・・。
そこで一時流行りました『コンピテンシー』について、今月はお話をさせて頂きたいと思います。

 

コンピテンシーの意味は、優秀な成果を上げる人の行動特性という意味だそうです。
コンピテンシーは、アメリカで論文としてもまとめられ人材育成のために広く学習されるようになっています。
アメリカの最高級エリートである外交官で、優秀な成果を上げる人の行動特性について調査された結果がまとめられています。

 

その結果は、有名な大学を優秀な成績で卒業した人が、必ずしも優秀な成績を残しているわけでなかったそうです。
優秀な成績を残す人の行動特性として、3 つの行動特性があったそうです。

 

1 つ目が、対人関係能力が高い事。
これは色々な国に赴く外交官は、色々な国のカルチャーという環境に順応し、色々な人と出逢うけれどもその中で成果を出していかなければなりません。
つまりは環境というカルチャーに適応し、対人関係能力が高いから信頼関係が築け成果をあげる事が出来るそうです。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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