経営計画に決算書は必要?(前編)

決算が終了し、新年度の経営計画を作成される企業も多いかと思います。
そこで改めて経営計画とは何か考えてみました。

世界大百科辞典によるとこうあります。



企業において、全社あるいはそれを構成する事業部や部門の目標・方針、行動、計画、評価方法を意図的に意思決定すること。経営環境の変化が激しい今日においては、変化に対する迅速な対応と経営資源の配分の適切さが要求され、戦略的で条件適応型の代替案をもった計画の策定が望まれる。
経営計画の概念は、1950年代のアメリカでおこり、日本には同年代の後半に導入された。経済の高度成長期には、計画は現状延長線型で比較的容易に予測でき、部分計画の積み上げが可能であった。」


だそうです。

経営計画といえば、イメージされるのは利益計画や資金計画でないでしょうか。
経営計画は「会社をより成長させるため何をするのか?」を意思決定するものだと思います。ですので、意思決定をする上で何をするのか?その目的は何か?ということが重要になってくるかと思います。



経営計画をすると、当然リターンはどうなるのかなどの利益計画や資金計画が必要になってきますが、それはあとの話しで大丈夫かと思います。
まずは、何をやって成長させるのか?そのために資源はどうするのか?人材の配置はどうするのか?を決める必要があります。


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