環境変化対応と戦いの哲学について(後編)

まず生を受けた時点で、宇宙、地球、国家、会社、学校、友達、家庭など色々な組織に属している事になります。
最大の組織単位が宇宙・地球であるとするならば、最小単位が家庭ではないでしょうか?その次が、友達・学校・会社ではないでしょうか?私たちは自意識はありませんが、家庭と会社の事で悩んでいる事が多いみたいです。
家庭の人間関係が円満で、職場での人間関係もうまくいっている人は本当に幸せではないでしょうか?

 

3つ目の自分との戦いとは、人間はほかの動物と違って自我があります。時代を意識し、組織を意識し、自己を意識する事の出来る唯一の動物です。

 

喜怒哀楽という感情があり、考え行動する事のできる理性をも持ち合わせています。人類の歴史を調べれば神がかり的な力がある反面、動物的よわさをも持ち合わせています。常に考える葦です。
自己洞察を深めれば深める程、精神世界と他人と世の中の事が観えてくる逆転現象が起こるみたいです。

 

私は、この3つの戦いについて勉強させて頂いて考えた事をまとめてみたいと思います。

 

まず人間は、自分との戦いにおいて周りの人(歴史)から貪欲に学ぶために、明るく、素直に、元気に、良い事だけを考え、よい事しか見ない見えないで生きていく。
そうする事により組織との戦いにおいて、家庭を会社を出逢う全ての人々を、明るく、元気に、勇気づけることが出来、幸せになる事が出来るのではないだろうかと・・・・。

 

でもそのためには時代環境との戦いにおいて、世の中の大衆心理 = 時流 = トレンド = 一般方向 = ニーズ が判らなければ、何も成果を得られないのではないだろうかと考えました。

 

それは、人間関係の中でしか、人間は慶びを感じられないからだと思うからです。
この孫子の戦いの哲学について、まとめていて思い出した事があります。

 

それは、コンピテンシーです。聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、成果を残す人の行動特性という意味です。

 

来月はコンピテンシーについてお話をさせて頂きたいと思います。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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