『経営』と言う言葉の意味と『経営モデル(思考モデル)』について(後編)

この時はその組織の存在意義、つまり生き物としての存在意義を考えれば自ずから答えが出てきます。

企業は目的集団です。

 

目的にすべてが集約されます。
【目的】=【存在意義】=【組織の理想の姿】という事になります。
この決めた【組織の理想の姿】を【経営モデル(思考モデル)】と言います。
問題が発生した時には、【問題解決】の糸口は、【目的】に立ち返ればすべて解決できると言われています。

 

問題解決能力のある人は、その事を知っている人です。
つまるところ、経営とは【組織の理想の姿】に対して、【現実の組織の姿】の不足する分、つまり【問題】を発見・明示し、改善・解決しながら組織全体が進化・生成・発展していく事みたいです。

 

今ほど、現場での【問題解決能力】を問われ、【構想力】を求められる人財が重宝される時代はなかったように思います。

 

【経営の目的】=【経営理念】の意味と価値がわかっている人が、【問題解決能力】【構想力】【経営戦略】などを創れる人だと言えます。

 

私も色々な勉強をさせていただく中で、大局的・長期的な『理念経営』と、先月号で紹介させて頂きました現場改善として小局的・短期的な『見える化経営』を心がけたいと考えています。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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