【見える化】への取り組み方は、【問題は見えているようで見えていない】と言う前提のもとにスタートし、【見せよう】とする意思、【見せる】ようにする知恵が必要で、【見たくないもの】【見せたくないもの】ほど【見える化】する必要があり、そのような組織風土を創っていくべきです。
そのためには、挨拶・掃除などの凡事を徹底し、同じ仕事をし同じ物を見ているからと言って、同じ認識をしているとは限らないそうです。
【見える化】の目的は、問題に対して【組織としての共通認識】をつくる事であり、情報が溢れていても共通認識がない場合が多く、【見える】ことで【気づき】が生じ対話の場が出来ます。
そして、思考と行動の様式を変える力となり、『現場力』が向上強化されていくのです。どんな優れた経営理念・戦略があろうとも、【見える化】による『現場力』=実行力がともなわなければ成果という結果は生まれません。
ダーウィンいわく『最も強いものや最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感に反応したものが生き残るのである』という言葉を、時代のスピードが速くなりこの変化の激しい時代に思い出しました。
大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘