現場力(前編)

今月は、新春全国経営者大会で勉強させて頂いた『現場力』についてお話をします。

 

「強い企業は、強い現場」を持っているといいます。
抽象的に理念経営だ自己革新だと空虚な号令をかけるよりは、地道な改善改良を続けることが大事です。日々の顧客の変化に最も近く接し敏感に反応しているのが現場であり、この『現場力』の差が企業格差をつくるのです。

 

現場力とは、現場における自律的な問題解決能力をいい、【問題大好き人間】をつくることがポイントとなり、社員一人ひとりが当事者意識を持ち(責任感がない人には生まれません)、それを業務連鎖の効果で組織能力まで高めていき、競争上の優位性まで『現場力』を高める必要があるそうです。

 

どの様にしたらそのような現場=会社が出来るのか?
それは【見える化】であると言います。問題解決・成長の第一歩は全ての経営上の問題発見であり、トヨタなどの強い『現場力』を持っている会社の【見える】ようにするための執念は凄まじいようです。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

 

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