『インバウンド・ビジネス』について そのⅠ (前編)

みなさま如何お過ごしでしょうか?九州熊本は先週日曜日にあんなに綺麗な桜が、雨が降りアッという間に葉桜になりました。東京は、今頃が満開ではないでしょうか?

 

ところで今回は、紙面の関係上数回に分けまして『インバウンド・ビジネス』『アウトバウンド・ビジネス』について細かくお話しさせて頂きたいと思います。何故なら国内においてはインバウンド、海外においてはアウトバウンド・ビジネスの相談が、日本国内のお客様からまた新規として多くなってきたからです。

 

そもそもインバウンド・ビジネスとは、何なのか?色々の方とお話をしていて、多くの方が観光業のみが、インバウンド・ビジネスと考えていらっしゃる方が多いみたいです。

 

全然意味が違います。インバウンドとは、経営資源であるヒト・モノ・金・時間・情報という経営資源が、海外から日本国内に入り活動する事、つまりインバウンドする事です。

 

逆にアウトバウンド・ビジネスとは、日本国内の人・モノ・金・情報・時間という経営資源が、日本国内から出て海外で活動する事、つまりアウトバウンドする事です。

 

そのように考えてくると観光業だけが、インバウンド・ビジネスでない事が理解できると思います。なぜこの様な話を数回にも分けてするのか?それは経営というものは、時流適応業だからです。時流に乗った業種か、それでなければ時流に乗った業界でのやり方に経営スタイルを変えないと生き残れないからです。これは歴史が、証明するところです。世界中のデジタル化により優勝劣敗のスピーディーな時代です。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

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