『インバウンド経営』について(前編)

みなさま如何お過ごしでしょうか?いま熊本ですが、今年の九州の梅雨は当たり年ですね!!熊本本社事務所前の川が氾濫して道路が冠水したため、廃車同然になった従業員もいます。もう少しで暑い夏が、来ると思いますが・・・・・・・。

 

ところで最近仕事していて感じている『インバウンド経営』について話しをさせて頂きたいと思います。みなさん『インバウンドビジネス』と聞いた事がありませんか?日本では、観光業がインバウンドビジネスとしての代表例です。実際はインバウンドとは、外から入ってくる人・モノ・金・情報・時間の事です。内向きな事です。その逆が、アウトバウンドです。

 

少子高齢化で人口減社会の日本では、パイが小さくなります。幸いな事に21世紀は、アジアの時代です。みなさまお気づきか分かりませんが、後進国が新興国となり益々発展して成長をしのぎ合っているのが、アジアと世界の現状です。アジアを中心とした世界中で年収30万から300万の中流階級が、増えてきています。

 

10年以上前に経営コンサルタントの大前研一さんが、アジアお客様論を唱えていましたが、現実になりましたね。今まで誰も考えられなかった事です。円安効果もあり熊本県八代港には、4,000人もの乗客を乗せた世界最大級のクルーズ船が、今年だけでも10隻来るそうです。バス50台以上が横付けして観光だそうです。九州でこの状態ですが、東京圏や関西中部圏の外国人の多さとその経済効果は、今年2兆円をはるかに超える勢いではなでしょうか?

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会議長兼社長 石本義弘

カテゴリー: 未分類 パーマリンク