『すでに現れた未来(21世紀)』について(後編)

第4番目に日本国の債務問題です。

 

巷では、今現在株価が16,000円を超えアベノミクスで湧いています。東京オリンピックも決まりました。消費税を増税すると言っても国の債務は留まる事なく1,000兆円を超え、地方債務などを合わせると1,500兆円にもなると言われています。これは日本人個人の金融資産と同じ規模までになりました。国民の個人預金などの金融資産に裏付けされたお金を政府が債務(担保)という形で1,500兆円使っているという事です。今ではこの事は、巷で有名な話で日本国のデフォルト問題です。この問題については色々ありますが、誰が責任を取れるのでしょうか?政府がとれるのでしょうか?疑問です。

 

第5番目に中国を中心とする新興国の台頭とアメリカを中心とした先進国の衰退です。

 

経済力の成長による軍事力のリバランス化。世界でいろんな形で紛争やテロが多発するようになりました。非常に政治的軍事的に不安定な時代になってきたという事です。

 

第6番目にグローバリゼーションの問題です。

 

スマートフォンなどのICT(情報通信技術)の普及により先進国でも後進国でも世界で同じ情報が入るという事です。これは、世の中を便利にする一方で、不安定な要因を生むという問題も抱えています。

 

すでに現れた未来。つまりは21世紀です。まだ始まったばかりです。この様な国内環境や世界環境の中でいかに経営していくか?中小企業は、オンリーワンを目指すという事。

 

それと経営のキーワードは、 ①時流という一般方向を間違えない  ②スピード  ③意思の統一  ④徹底的な行動で動いていくという事です。

 

年末から新年早々に日本や世界の現状を認識して心新たにした新年でした。今年もみなさまにとり飛躍の年であります様にお祈りします!!
大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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