『中国などの海外進出のポイント』(後編)

やはりその国で成功するためには、市場という国民性や習慣、歴史などを理解しないと成功は難しいと思います。

 

それと国民性についても全然違います。日本人が、『利益重視のコツコツ歩兵型』なら中国人は『シェアとスピード重視の集中空爆型』です。どちらが正しいかは、別問題です。中国という国で事業をしようと思うと理解していないといけないという事になります。でないとラグビー場でサッカーをやるという事になからです。勝ち目は、ありませんね。

 

また、新興国の秀才は、後進者として世界中で非常に勉強をしています。例えば中国の場合、高品質なモノ造りや効率的生産などについては、日本より学んでいます。

 

ところが、マーケティングやセールスについては、米国がモデルになっているようです。世界中から一番いいモノや経営方法などを学び実践していという事です。

 

この様な事例は、中国に限った事ではありません。かつての韓国・台湾・シンガポールなどもそうです。今では、インド・インドネシア・アセアンなどの秀才たちとその国々がその様な状況です。

 

ICT(情報通信技術)の関係で世界が一つになり、インターネットさえあれば瞬時に情報が入ります。今後は、ますますそのスピードを増していく事でしょう。グローバリゼーションの時代ですね!!

 

いつの時代も時流と情報と事前準備とスピードなのでしょうか?変化の激しい時代なので不確実性の時代ですが、未来予測という仮説がいくつも必要な時代ですね!!

 

そんな心境で世の中を観ています。

 

今年も残り1か月余りとなりました。みなさまの益々の発展をお祈りします。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

カテゴリー: 未分類 パーマリンク