『時間管理のマトリックス』について(前編)

いま熊本県八代市です。いろいろの事を考えています。新規事業や人材育成と事業体ごとの体制などについてです。つまるところは、時間の管理について考えています。今日は、人間が成長していくなかで、必ず考える時間管理についてお話をしてみたいと思います。

 

1日は24時間。1年は365日。人生80年は、約29,200日です。この人生という時間の中で人間は、生きています。人間が、成長と成果を求めていくと付加価値としての時間当たり生産性が求められます。

 

ご存知の方も多いと思いますが、時間管理について古くて新しいものが『時間管理のマトリックス』です。成果を出そうと思ったら、これは必ず知っておかなければならない事です。でないと人間的成長は、望めないでしょう!!そのくらい時間管理は、大事な事です。なぜなら人生は、時間という3Dの中で動いているからです。時間という期限を区切り成果や結果が出て、初めて成長できるからです。

 

時間管理のキーワードは2つです。1つめは、重要度。2つめは、緊急性です。この二つで仕事を区分して優先順位をつけ仕事を進めていくという考え方です。この2つのキーワードにより、2×2で4つの仕事の種類に区分する事が出来ます。
つまり以下の通りです。

 

緊急性がある仕事と緊急性がない仕事の2つに区分します。また、重要である仕事と重要でない仕事の2つに区分します。
これで仕事は、本質的・形式的に4つに区分されることとなります。

 

この4つの仕事の区分が出来て一番大事な事は、仕事の優先順位をどうつけるかという事です。成果を出す人・成長する人の仕事の順番は、どうなっているのでしょうか?みなさん如何でしょうか?

 

答えは、

  • 1番⇒2つ目の重要であり緊急でない仕事。
  • 2番⇒1つ目の重要であり緊急な仕事。
  • 3番⇒緊急であり重要でもない仕事。
  • 4番⇒緊急でなく重要でもない仕事。

これが答えになります。これが、成長し成果を出す人の仕事の順番です。成果を出せず成長できない人の仕事の順番は、この逆になっています。それではそれぞれの仕事についての対処法について、話しをしてみたいと思います。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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