『なぜ儲かるか?何が儲かるか?』(後編-1)

先月号から引き続き、ビジネスモデルの詳細と業種や実際の社名などを紹介したいと思います。

 

『①経営がしやすく②リスクが少なく③利益回収が速く④資金繰りがいい業種・・・ 』の4条件を満たすためには、①イニシャルコストが少ない ②在庫が要らない ③売掛がない ④現金商売か前金システム ⑤一般大衆相手の事業・・・という事になるのでしょうか?

 

  1. 『イニシャルコストが少ない』という事は、設備資金が要らないか少なく・利益回収が速く・リスクが少ないという事になります。
  2. 『在庫が要らない』という事は、運転資金が必要でなく・倉庫や在庫管理も必要でなく・デッドストックの心配も要りません。
  3. 『売掛がない』という事は、運転資金が必要でなく・売掛管理も必要でなく・不良債権の心配も要りません。
  4. 『現金商売か前金システム』という事は、最小の運転資金で始められデッドストックも不良債権も発生しないので資金繰りが良好である。前金システムという事になるとお客様の前金で運転資金がまかなえ資金がだぶつく位です!!こうなると鬼に金棒ですね!!
  5. 『一般大衆相手の事業』という事は、お客様と直接やり取りするので現金商売や前金システムが導入しやすく、業者相手ではないので広げやすくリスク分散にもなります。

①~⑤の条件が揃えば、経営がしやすいという事になります。以上5つの条件を揃える業種があるのだろうか?とみなさんは、思われるでしょう??あるのです!!

 

①葬祭互助会 ②結婚相談所 ③人材仲介業 ④介護事業 ⑤ITビジネス などなどでしょうか?

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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