『デジタルデバイド』(後編)

最初デジタルデバイドの話を聞いたときには、1個人の問題として情報格差が個人としての所得格差を生むと考えていました。
しかし、時間と空間を越えて世界中で情報をお客様と、またグループ企業とやり取りする中で経営の根幹問題と考えるようになりました。東京のお客様の仕事のやり方。最近の熊本での若い人たちの仕事のやり方を見ていると、確実に『デジタルデバイド』を意識するようになりました。

 

この言葉をはじめて聞いたのは、3 年位前ではなかったでしょうか。
熊本で仕事をしているころはモバイルの使い方が、90%携帯電話10%インターネットでした。毎月東京や海外で仕事をするようになってからは、90%インターネット10%携帯電話と、その使用割合は逆転してしまいました。辞書・地図・最寄り駅・時刻表・航空券・ホテル・会社案内・営業・マーケティング・あらゆる買い物など全てが、インターネットで瞬時に世界中から双方向で手に入れられるようになりました。
これを個人生活はもとより経営の武器として使うのと使わないのでは、おのずと結果が大きく変ってきます。

 

私は情報を制する人が、世の中を制すると思っています。これだけ早く・これだけ安く・これだけ広く情報が入るようになったのは、マイクロソフトの創業者ビルゲイツのおかげです。このインターネットの開発は、18 世紀の産業革命と同等かそれ以上であると言われています。確か1980 年ごろの開発だったと思います。インターネットの開発後の時代をアフターゲイツと一部では言っています。

 

アフターゲイツ以降、約30 年経ちました。インターネットは、世界中で人々の生活や仕事を劇的に変えてきました。今現在も進行中です。
そろばんやオフコン世代の私も毎日統括室の00さんに聞きながらパソコンとにらめっこする時間が、仕事の一部となりました。
しかし、みなさんとお会いする事が一番の楽しみです。インターネットも人脈ネットがなければ、面白おかしく、楽しくありません。また、有効活用が出来ません。

 

みなさんへお会いできる事を楽しみにしています!!

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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