20世紀は、先進国人口約10億弱の人たちの時代でした。
21世紀初頭は、先進国と言われる国々の人たち+新興国約40億の時代となりました。合計70億です。
先月10月に世界人口は70億を超えたそうです。今までは先進国と言われる10億弱の人たちが、食料や原料などの多くを消費してきました。今後は経済成長して所得が上がってきた新興国の人たちも、食料や原料の消費が先進国同様に始まっています。
したがって、世界的に食料や原料の高騰が、常態化してきています。この流れは今後変わらないでしょう。
また、アメリカ・ヨーロッパ・日本などの先進国は、実質債務超過の状態で経済成長を見込むどころか破たんの懸念さえあります。
先進国は、経済成長が見込める新興国に今まで以上に投資を始めています。この流れも21世紀の間、当分続きそうな流れです。
ところで今現在のGDP(国内総生産・付加価値)は、アメリカを100とした場合、ヨーロッパ90、東アジア(アセアン+日本・韓国・中国)85だそうです。あと5年で東アジア経済圏は、アメリカのGDPを抜くそうです。これにインドなどを入れたアジア圏は、人口約40億です。世界人口の60%弱がアジアにいます。
今回の世界経営者会議で世界の経営者が、アジアを世界の経済成長センターとして捉えている事がハッキリしていました。
日本は、実質20年以上ゼロ成長に等しい状況です。このような時代に私たちも日本だけに籠ることはなく、まずアジアを見てみるべきではないでしょうか? そうする事によりアジアの成長を肌で感じる事ができるのではないでしょうか?
弊社顧問先様など毎月ベトナム視察へ行かれている状況です。
視察や進出相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘