社会的な『インフラ』について(後編)

熊本県民人口は約180万、そのうち熊本市の人口約70万・八代市の人口約18万。30分余りで行ける様になる福岡県民人口約500万、そのうち博多市120万余り・北九州100万余り。約3時間余りで行ける様になる大阪及び中部圏は、東京圏と同じ人口である3,400万人くらいの人口がいます。新幹線を使えば熊本より博多~中部圏と莫大な市場が眠っている事になります。

 

世界は狭くなったと言われます。それはインフラというIT(情報機器)・航空機・高速鉄道などの普及によるからです。日本も狭くなりました。新幹線だけではなくITを使えば地方にいながらにして全国や世界の仕事が出来ます。逆も然りです。10年前20年前には考えられなかった状態です。現に弊社では、東京圏などで受注した仕事を熊本で行なっています。これはIT環境のおかげです。この考え方から行けば日本の仕事を世界中でする事が出来る事を証明しています。

 

今回の新幹線開通をチャンスとするか? ピンチとするか? 経営者次第です。
ただ間違いなく消費者にとってはいい事です。サービスや財貨が、今以上に豊富に廉価になっていく傾向になるからです。

経営者にとっては大変な事です。20世紀とは世界が変りました。

ご存知の通り世界では為替経済戦争、国内ではますます優勝劣敗がはっきりしサービス経営戦争みたいになるでしょう。

 

皆様の環境への迅速な対応とITを使った情報収集と行動力に期待します!!

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

カテゴリー: 未分類 パーマリンク