『ドメイン=事業領域』(後編)

①変化と②人間という2点で仕事を分類してみます。

 

1点目の時代が『変化』していくという事は、今後伸びるであろう事業領域または方法とそうでない事業領域または方法があるという事です。
2点目の事業を行うのがいつの時代も人間という点で考えれば、神様で何でも出来る人は皆無だと考えられます。

 

人間は、誰でも得意不得意・得手不得手・好き嫌いがあります。それは当たり前のことです。
それでは、誰でも自分の得意分野で好きな事業または方法で仕事をするべきです。
以上のことからもお分かりの通り仕事を4つのカテゴリーに分類します。

 

① 今後伸びる業界または伸びる方法
② 今後伸びない業界または伸びない方法
③ 自分の得意・得手・好きな仕事
④ 自分の不得意・不得手・嫌いな仕事。

 

変化と人間という観点から分類すると、4つの仕事 領域がある事がわかります。
我社のドメインとは、①と③の2つの条件を満たす事業領域が自社の事業領域なのです。
ならば我社の事業領域は、ドメインは何なのか? いろいろ有って良いのです。
会社の数だけ事業領域がある筈です。
それを見つけられるかがポイントです。

 

今後私達中小企業は、早く自社のドメインを見つけそこに経営資源を集中的に投下しなければ生き残れないかもしれません。
そういう角度から検証すると必ず自社のドメインがあります。

 

顧問先の皆様が、ドメインを見つけられる事を期待します。

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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