『帝王学』について(前編)

東京もすっかり肌寒くなりました。
毎月九州~東京~ベトナムなど移動と同時に体調管理が、仕事みたいなものです。
今月は、『帝王学』について話をさせて頂きたいと思います。

 

そもそも帝王学とは何なのか?帝王学といえば、何だかいかがわしく聞こえます。
帝王学とは、一国の君主つまり長といわれる人が学んできた学問といわれています。
国土と人民を統治するための、政治学・組織学・心理学・人間学などです。

 

この帝王学を勉強すると勉強した人が帝王になるという事で、日本では天皇家しか勉強できなかったと言われています。
言論自由化により、私たちも勉強が出来るようになりました。
この帝王学は、歴史的には統治学・戦いの哲学として活用されてきています。

 

今日では、アメリカのナサ・ドイツの国防参謀・日本の自衛隊などが勉強しています。
また企業経営に広く活用されています。
帝王学は、戦いの哲学として如何にして目の前の『敵』に勝つかという事と、長期的に安定成長されるかという事などについて色々と記述されています。
帝王学の原点として扱われる書物が、中国の『孫子』と『貞眼政要』です。
この本を読み解くことは、非常に難解ですが財産になります。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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