環境変化対応と戦いの哲学について(前編)

今月は、先月お話した環境変化対応と戦いの哲学についてお話をしたいと思います。

 

約2500年前に書かれたと言われている帝王学(人間学・心理学・組織学・政治学・人文科学)の原点である『孫子』に書かれていることです。

 

科学者の間では、心理学的に人間の叡智は2500年前に出尽くしたと言われています。
人間は誰でも意識していようがいまいが、常に3つの戦いをしていると言われています。

 

その3つとは、1つ目が環境との戦い。2つ目が組織との戦い。3つ目が自分との戦いだそうです。
なんとなく肯けるような気がします。

 

一つ目の環境との戦いとは、人間は誰でも地球上に生まれた時点で自分の生まれた時代環境があり、その時代環境に如何に適正に適応できたかという事です。
また、毎日外界から自己に対してふりかかるあらゆる出来事に対して、如何に適正に対応できたかということです。
この事を自己として理解できるためには、相当の自己洞察と大局観がないと理解できない様になっているみたいです。
環境との戦いに適切に対応していく人が、世の中幸せに生きているみたいです。

 

2つ目の組織との戦いとは、人間は誰でも一人で生きていくことは出来ません。
いろいろな組織に属する事になります。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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