『人間的思考力格差が経済格差を生む』(前編)

今月は、毎年のことですが確定申告が終わる頃になりますと、季節も変わり桜のシーズンで“ワクワク”としている毎日です。

 

先日は、2 回目の事務所周りの河川と公園の大掃除をしました。
今回からは、積水ハウス熊本さんにも参加して頂き、次回以降地域活動になりそうです。
河川掃除していてもそうですが、最近つくづく思うことがあります 

それは大前健一さんが言われていた『思考力の格差が途方もない経済格差を生む』と言う事です。

まったく同感です。

 

戦後今日までの日本の近代教育は、偏差値学習で知識を詰込む事、物事を覚える事に重きをおき、時代のスピードとともに『一人で考える事が無くなった』のではないかと思います。

 

その事が掃除の大切さ、挨拶の大切さ、周りの人に感謝する事などの大切さを忘れ、知識を増やす事ばかりに集中し、知識をベースとした洞察力、構想力、創造力、思考力などを身につけることを忘れ、日本人は『人間力が無くなってきた』のではないかと考えます。
右肩上がりの時代は、左脳教育で能力を上げ作業を早く正確にこなす事が要求されました。

 

しかし今日的に、社会が成熟し道州制・IT社会などで経済がボーダレスになってくると、左脳教育で鍛え上げてきた能力だけではなく、能力という手段・道具を使いこなす右脳教育が必要になって来るみたいです。

 

(次回に続く)

 

大成経営コンサルティンググループ 代表取締役会長兼CEO 石本義弘

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